2017年6月、刑法における性犯罪がの規定が改正され、付帯決議では「男性や性的マイノリティへの不当な扱いをしない」「差別的な扱いをしない」「研修を徹底する」ということが明記されました。しかし、いまだに支援機関や警察などで差別的な扱いを受けることが多く報告されています。
刑法の見直し・改善はもちろん、性暴力被害に関わる機関の支援の質向上には研修が重要となります。
BRJは、相談支援、政策提言を行うとともに、YUIみらいプロジェクトの助成を活用して、これまで同団体が開発した研修プログラムをさらに超えるものを作成する取り組みを進めています。
その一環で今年3月には渡米、様々な機関の取り組みを調査し、貴重な研修資料の共有も得られました。