YUIみらいプロジェクトの「ジェンダー視点のある地方創生助成」の設計の際に参考とした、「ジェンダーギャップ解消戦略」を実施する、兵庫県豊岡市。
ジェンダーギャプ解消をはじめコウノトリ野生復帰、地域固有の歴史的建造物の有効活用、深さを持った演劇のまちづくりなど、豊岡市の地方創生の取り組みを、中貝前市長をはじめとしたキーマンから話を聞き、先進企業を訪問する視察ツアーが10月18日から20日にかけて、サステナビリティ日本フォーラムと豊岡観光イノベーション主催、豊岡市、A-Room、みらいRITA協力で開催され、YUIみらいプロジェクトの地方創生助成を受けている、4団体の皆様とYUIみらいチームも参加しました。
地方創生にとって、「ジェンダーギャップの解消」が欠かせないことであるという深い理解が、行政関係者や経営者など、豊岡市の多様なプレイヤーの間で共有され、またその効果を実感していらっしゃることがよくわかりました。また、豊岡市の地方創生の歴史のなかでジェンダーギャップ解消戦略がいかに生まれ、根付いてきたかを学ぶことで、同市の取り組みの全体像が把握できたことは、これからのYUIみらいプロジェクトの助成先団体の大きな力となる手ごたえがありました。また、企業のサステイナビリティ部門や地方創生のコンサルティング等で活躍する他の参加者の方々との交流からも新たな気づきや学びがありました。
※同市の取り組みの詳細は書籍「豊岡メソッド -人口減少を乗り越える本気の地域再生手法」(大崎麻子・秋山基氏著、2023年11月、日本経済新聞出版)ご参照ください。
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