助成先の各団体は、それぞれの地域や分野において、ジェンダー平等の実現に向け、多様な関係者と粘り強く関係を築きながら、独自のエコシステムを力強く育んできました。行政、専門家、企業、メディア、市民などとの対話や協働を通じて、実践から生まれた知見を社会へと開き、政策や意識の変化へとつなげようとする取り組みが、各地で積み重ねられてきました。
YUIみらいプロジェクトは、こうした各団体の挑戦を中心に据え、助成金の提供にとどまらず、必要に応じた伴走支援や評価を行いながら、事業からの学びを政策提言や社会的対話へとつなぐエコシステムを意図的に編み上げてきました。下の図は、プロジェクト設計時に私たちが思い描いた、その全体像を示しています。
では、このエコシステムは実際に立ち上がり、機能したのでしょうか。
満期を迎える今、あらためてこの問いに向き合いながら、YUIみらいが残したもの、そして次につながる示唆を、今後振り返り、発信していきたいと思います。
YUIみらいプロジェクト助成は満期終了となり、一つの区切りを迎えますが、ここで生まれた物語やつながりは、これからも各地で息づき、未来を形づくっていくはずです。どうか皆様が、それぞれの場所で実り多く、希望に満ちた新しい年を迎えられますように。